アニコム損保にシニア専用のペット保険「どうぶつ健保しにあ」の特徴についてお話をお伺いしました。
御社の事業内容・サービス内容を教えてください。
当社は、「ペット保険を通じて、飼い主の皆さまの『涙』を減らし、『笑顔』を生みだす保険会社」を経営方針に掲げ、家族の一員であるどうぶつにも安心して医療を受けることができる環境を整え、ケガや病気を「予防」し「笑顔」につなげ、すべてのどうぶつの幸せと安心を創造することを目指しています。
そこで、ご契約者の皆様に、無料でご利用いただける各種サ-ビスをご用意しています。
飼い主の皆様とどうぶつの「笑顔」を生みだすための、アニコム損保ならではのサービスです。
① どうぶつ健活
腸内フローラ測定が、年に1回無料で受けられます。アニコムグループが培ってきた数万件におよぶ腸内フローラの研究データと、保険金の統計から得られた疾病データをもとに、どうぶつのうんちから、病気のなりやすさを判定します。
さらに、腸内フローラ測定の結果、病気のリスクが高いと判定された場合、アニコム指定の動物病院で健康診断(血液検査)が無料で受診できます。
病気の予防、早期発見につなげていただきたいからこそのサービスです。
【お客様からの声】
○保険を利用することはなかったが、腸内フローラ測定で腎臓が気になると結果をもらい、それがきっかけで検査したら、本当に腎臓が悪くなっていた。もし、このよう にお知らせいただかなければ何も知らずに終わっていた。 ご縁があったんだと思う。本当に感謝している。
○腸内フローラ測定の結果をきっかけに健診を受けて、病気を早期発見することができた。症状がなかったため、獣医師も飼い主の私も、このきっかけがなければ病気に気付 かなかった。おかげで助かった。ありがとう。
② LINE公式アカウント
アニコム損保のLINE公式アカウントを友だち登録すると、以下のサービスがご利用いただけます。
■保険金の請求
書類の記入、郵送などの手間がかからず、スマートフォンひとつでお手続きが完了します。
※「どうぶつ健保しにあ」「どうぶつ健保ぷち」の場合、本サービスは対象外となります。
■どうぶつホットライン
LINEで獣医師等が皆様のご相談にお答えいたします。
病気や予防に関することから、しつけや食事などの身近な悩みなどお気軽にご相談ください。
(受付時間 平日10:00~17:00)
【お客様からの声】
○どうぶつホットラインでは、獣医師等の動物の専門家から聞くことができますので、的確に情報をいただきまして本当に安心できます。
アニコムさんの保険に入っていて良かったとつくづく感じました。
③ 迷子関連サービス
ペット保険にご契約のどうぶつが迷子になったときは、 捜索のためのご相談等をお受けします。
また、迷子捜索サポートマップ上での呼びかけ*1、及び地域の迷子捜索隊への「迷子捜索依頼」のメール配信*2、 ペット探偵による捜索*3 により、迷子捜索のお手伝いをします。
*1、2 アニコムパフェ株式会社が提供
*3 ジャパン ロスト ペット レスキュー(運営元 一般社団法人アニマリア)が提供
④ Travel With Dog 特典サービス
「世界中のどこにでも愛犬と共に」を企業理念とする、トラベルウィズドック社とアニコムのコラボレーション企画。
日本全国の愛犬と泊まれる最高級の宿泊施設で「どうぶつ健康保険証」を提示いただくと、下記ページに記載されている特典を受けられます。
https://www.travelwithdog.com/privilege/
現在のペット事情を教えてください。
人同様、ペットでも長寿化が進んでいます。
一般的に、シニア期と呼ばれるのは8歳以上が目安ですが、犬猫の平均寿命は、犬14.1歳、猫14.4歳まで伸びています*4。
予防医療を中心とした獣医療や、飼育環境(室内飼い、フード等)の進歩により、今後もますますペットの寿命は延伸していくと考えられます。
一方、高齢化が進む中で問題となるのが「診療費」です。高齢になるほど、診療費は上がり、12歳の犬猫では、0歳に比べ5.2倍(12歳の犬猫の平均診療費:年間116,431円)*5もかかるといったデータもあります。
こうした高額な診療費を軽減するために不可欠なのが「ペット保険」です。
しかし、これまでのペット保険には年齢制限があり、「本当に必要なシニア期に、保険に新規加入できない」という問題がありました。
(*4) 家庭どうぶつ白書2022
(*5)アニコム保険金請求データより算出
「シニア専用」ペット保険のパイオニア!高齢でも入れる保険「どうぶつ健保しにあ」について教えてください。
アニコム損保は、ペットの高齢化を背景に、8歳以上のシニア専用のペット保険「どうぶつ健保しにあ」の販売を開始しました(2019年9月17日~)。
「ペット保険には入りたいけれど、高齢だから諦めていた」、「高齢になると保険料も高額だから、入りたくても入れなかった」などの声にお応えし、8歳以上の犬猫がお手頃な保険料で加入できる保険商品を開発しました。
<主な商品の特長>
1.8歳以上の犬猫が加入可能(年齢上限なし)。
2.入院と手術の診療費が補償され、保険料は月々1,010円からと、お手頃。
3.動物病院の窓口で保険金の精算が可能。腸内フローラ測定等の付帯サービスも充実。
なぜ、今、シニアが入れる保険が必要なのか教えてください。
理由1:診療費・介護・認知症…、高齢ペットに対する負担が社会問題化
長寿化が進み、ペットの認知症も問題となっている中、シニアペット専門の介護サービスなども登場しています。
獣医療の高度化に伴い、犬の1回あたりの平均診療費は、2011年以降で約1.3倍*5で上がっており、ペットの診療費が家計に与える影響は大きくなってきています。
場合によっては、こうした負担を理由に飼育放棄等につながるケースもあり、社会全体として高齢の動物をサポートしていく必要性が高まっています。
理由2:高齢になるにつれ、病気にかかりやすく、診療費も高くなる
犬猫も、年齢を重ねるにつれ病気になりやすくなり、年間診療費*4は、1歳ごとに10%以上も上昇していきます。
8~12歳のシニアだけの平均では、年間約8万7千円かかっています(7歳未満の平均は、年間約3万円)。
対象:556,524頭(0~12歳、犬:482,187、猫:74,337)(性別不明除く)
2015年4月1日~2016年3月31日までの間に、アニコム損保の保険契約を開始した各どうぶつについて、犬・猫1頭当たりの1年間にかかった診療費(全疾患)の平均を示した。※通院・入院・手術を含む
理由3:年齢上限なく加入できるペット保険がない
日本で発売されているペット保険は、いずれも加入時の年齢に上限があり*6、8~12歳を超えると新しく保険には加入できなくなってしまいます。
本当に必要なシニア期に、新規加入できるペット保険はありません。
(*6)2019年8月末現在、当社調べ
シニア保険の加入実績
おかげ様で、「どうぶつ健保しにあ」のご契約件数は順調に増加しております。
ペットも高齢になれば病気をしやすくなり、診療費の負担も増加します。診療費が払えないから治療をあきらめざるをえなかったり、最悪の場合飼育できなくなってしまうケースもあり、この課題をどうにかしたいと思い、「どうぶつ健保しにあ」ができました。これまで年齢制限で保険をあきらめていた方、ペットが高齢になってきて不安がある飼い主様は、ぜひこの機会に検討してみてください!
W2302-0048
(*7)2023年1月末現在